2007年07月01日

補聴器を使う人にどう接すれば良い?

補聴器を着けるようになったからといって、完全に元のように聞こえるようになるのではありません。
ずっと問題無く使えていた補聴器が、たまたま調子が悪かったり、長年の使用で調整の必要がある状態かもしれません。
家族や周りの人の理解と協力が必要になります。
どんな事に配慮して接すれば良いのでしょう。
補聴器は3メートル以内の音を拾いやすいと言われています。
呼びかける時は遠くから呼びかけるのではなく、近づいて肩など体に触れるなどして、注意を引いて名前を呼びましょう。
そして、会話をする時は出来るだけ相手の口の形が分かる真正面に来て話します。
「ア・イ・ウ・エ・オ」と母音の口形が分かるだけで聞き取りにくい言葉を推測する手掛かりにもなりますし、正面からの音が聞き取りやすいからです。
補聴器を着けているので、大きな声で話すと音が割れて聞き取りにくくなりますから、大声で話す必要はありません。
自然な程度にゆっくりと、はっきり話しましょう。
複雑な内容を伝える時も、出来るだけ短文に分けて、文節に区切って話すのが分かってもらいやすい話し方です。
身振り手振りをつけたり、言い方を変えて伝える事も理解してもらう手立てとなります。
加齢による聴力の低下は高い音から始まりますので、少し声を低くして話すと、分かってもらえる事があります。
大事なお話の内容はメモなど紙に書いて伝える事も大切です。
また、補聴器の不慣れや、トラブル、調整の面倒さや、本人が難聴という障害を認めたがらない事など様々な理由から補聴器を装用したがらない事がよくありますが、そんな時は無理に補聴器の使用を強要せずに時間をかけてコミュニケーション出来る楽しさを伝えるのが良いでしょう。
場合によっては一日中使用しなくても必要な時だけ着けてもらうなどの方法もあります。
posted by hoc at 02:14| 補聴器